東北初、AIによる内視鏡画像自動診断システムの共同研究に参加しています
当院は「内視鏡検査の専門性の追求」と、「質の高い内視鏡検査の普及」を目指しており、その一環の中で、AIメディカルサービス社(https://www.ai-ms.com/)の提供する
AI内視鏡画像診断システムを「東北で初導入」しました。ディープラーニング機能を有するAIが、リアルタイムで内視鏡画像を「監視」し、医師の診断補助を行うという画期的なものです。
胃がんや大腸がんは早期発見をし、適切な治療を行えば非常に治癒率の高い病気です。
しかし、現状は胃がんと大腸がんを合わせると1年間で10万人を超えるひとが亡くなっています。
「この現状を変えたい」という思いから、仙台消化器・内視鏡内科クリニックを開設しました。
胃がんの原因であるピロリ菌が胃に感染しているのかを内視鏡で診断することは、実は難しく医師による診断のばらつきも問題になっています。
この現状を解決するために、仙台消化器・内視鏡内科クリニックでは医師23人の平均値を上回る診断能力を持っているAI内視鏡画像診断システムを導入しました。
(論文資料 https://www.ebiomedicine.com/article/S2352-3964(17)30412-7/fulltext)
また、このAI内視鏡画像診断システムは、早期胃がんの診断においては、6mm以上の胃がんの発見率は98.6%とも報告されており、内視鏡検査の現場をより充実してくれると評価されています。
(論文資料 https://link.springer.com/article/10.1007/s10120-018-0793-2 )
当院では今後の内視鏡分野でのAIの普及に期待をし、実証実験にいち早く参加をしました。
がんで亡くなる人を一人でも減らすため、
地域のひとに最新の医療を提供し、皆様のお役に立てるクリニックでありたいと考えています。