要約すると、下記です。
「出来うる限りの感染防御策を講じて検査をしなさい」
「内視鏡が長期にわたり中止になるのは《癌の発見遅れ》が懸念されますしね」
消化器内視鏡学会が推奨している感染防御対策を、そのまま抜粋します。「フェースシールド付きマスク(またはゴーグル+マスク)・手袋・キャップ・ガウン(長袖)の着用、そして各種防護具は患者毎に取り換え、検査・治療終了後には手指から肘までのしっかりとした洗浄を行ってください。」です。
先日、宮城県では緊急事態宣言が解除されました。
当然ながら当院では油断することなく、検査も解除前と同様の感染対策で行っていました。
そして、学会からの正式な発表を待っていました。
これでようやく「当面の指針」が分かりました。
「しっかり防御策を講じたうえで、胃カメラ・大腸カメラを少しづつ、やりましょう」です。
当院では「新型コロナ受け入れを行う規模の病院」と同等レベルの感染防御策を講じています。
「どこまで感染防御策を講じるのか?」
これって、クリニックや健診施設などのレベルでは施設ごとの判断に任されています。
残念ながら医療機関によって全く違うレベルの対応になっています。
当院の感染対策は下記にまとめてあります。参照下さい。
①まとめページhttps://www.sendai-naisikyou.jp/covid_19/#a01
②ブログのまとめhttps://www.sendai-naisikyou.jp/covid-19/