当院では胃カメラ・大腸カメラを行う際に鎮静剤を使用することが可能です。
胃カメラ・大腸カメラは「辛い検査」というイメージが強いと思います。
初めて受けた検査が辛いものだと、次検査が必要な時に「苦しかったからもう受けたくない」と検査を受けずに重大な病変に気づかずに過ごしてしまうことがあります。
当院の理念は「胃がんや大腸がんで亡くなる人をゼロにする」というものです。
この理念のもと、みなさまに苦しくない検査を提供していきたいと考えています。
鎮静剤の使用に対して、一般的には「麻酔をしてもらった」と表現されることも多いですが、麻酔ではありません。
「薬剤による鎮静」と表現するのがより正確かもしれません。眠っているような状態で苦痛なく検査を受けることができます。
検査前の患者様からは「ぐっすり眠れるの?」「まったくわからないの?」と聞かれることが多くあります。
当院では、内視鏡室に入室し、ベッドに横になったのちに医師の指示により鎮静剤の投与が行われます。
投与後、数十秒で完全に眠り、意識がないことをしっかり確認してから検査が始まります。
(大腸カメラの際は開始後に体の向きを変えることがあるため、その場合には少し意識がある状態で始まることもございます。)
検査後は15分程度で目が覚めてくる方がほとんどです。
鎮静剤も内視鏡検査もみなさまにとっては未知な部分が多く不安を抱いている方もいるかと思います。
内視鏡検査についてアニメや漫画で分かりやすく説明しているページもございますのでぜひご覧ください。
~広報部 佐藤美麗・篠佑美~