2020年1月29日の「ためしてガッテン」で
「女性の大腸がん」が取り上げられました。
女性のがん死亡人数は、大腸がんが1位です。
便潜血陽性になったのに、精密検査(大腸カメラ)を受けて頂けないことが
大問題になっています。
30%ものひとが「要精密検査」になっても受診して頂けないのです。
当然、その人たちは大腸内視鏡検査を受けないままになっています。
受診しない理由をアンケート調査すると、
1位「痔の出血で便潜血が陽性になったのでは?と解釈した」
2位「病院に行く時間がない」
3位「がんが見つかるのが怖い」
との内容の番組でした。
人間は弱いのでしょうね。
今まで痔は無かったが、便潜血が陽性になった途端に
「痔の血がついた」といいように解釈してしまうと。
番組では「痔は便潜血検査には影響しない」という報告も紹介されていました。
大腸がんの出血は便に練り込まれるが、
痔の出血は便に付着するだけ。
上記がその理由です。
便潜血陽性の方に大腸カメラをすると
・大腸がんは4-5%
・大腸ポリープは30-40%
の発見率であるとも、しっかり報告されていました。
しかし、なぜひとは内視鏡検査を受けないのか?
僕たちの解釈は下記でした。
「大腸内視鏡検査のイメージが悪すぎて、受けたくても、受けられない方が多いのでは」とそう考えています。
これはまさに当院が取り組んでいるメインの課題です。
「辛い、恥ずかしい」という大腸カメラのイメージを少しでも改善したいと
本気で取り組んでいます。
ぜひ当院の該当ページを参照して下さい。
大腸内視鏡検査