当クリニック内は「土足」としています。
玄関でスリッパに
履き替える必要はありません。
当院の院長は
他の病院やクリニックの入り口で
「誰が履いたのかわからないスリッパ」
に履き替えることに非常に
大きな心理的抵抗を感じるそうです。
仮に紫外線での消毒があってもです。
実際、そのように感じている方も多い
と思います。
スリッパの使いまわしは
心理的な問題だけではありません。
クリニックは病気の人が
いらっしゃるわけですから、
感染のリスクを考えても
スリッパの使い回しには問題があります。
手を使わずにスリッパをはく人はいないでしょう。
水虫だけではなく
風邪やインフルエンザ、感染性腸炎などの
ありふれた感染症は「手」を介しての
感染経路も重要だと言われています。
実際にノロウイルスによる食中毒の事例で
スリッパからのウイルス検出の報告が
あります。
ちなみに当院では大腸内視鏡の検査前、
院内で前処置薬を内服される患者さんには
出来るだけリラックスして頂きたいので
ルームシューズなどの持参を
お勧めしています。
そして、シューズをお忘れになった方に
クリニックで無料配布している
スリッパは「使い捨て」のものです。